同館は、外国人歌手もコンサートを行う大型イベント施設「さいたまスーパーアリーナ」の一角にオープン。オノさんから有償で借り受けたレノンさん愛用のギターやトレードマークの丸眼鏡など約130点を展示していた。
オノさんとのライセンス契約は10年間で、子会社を通じて運営していた大成建設は「契約が今年で満了するのに伴い、閉館することにした。入館者数との関係はない」(広報部)と説明する。
しかし、埼玉県の関係者は「年間1億円強の赤字が毎年出ているようだ。レノンさんのファン以外の入館者を増やすことに苦労していた」と実情を明かす。閉館検討が表面化した後、存続を求める署名活動を行う市民の動きも一部にあったが、大きく広がることはなかった。
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